【トップチーム】山田翔司選手 現役引退のお知らせ
ニュース2023.02.01この度、トップチームに所属しております山田翔司選手が今シーズンをもちまして、現役を引退することになりましたのでお知らせいたします。
ボアルース長野では1シーズン、多くの温かいご声援やご支援をいただき、誠にありがとうございました。山田選手の新たなステージでの活躍に期待すると共に、変わらぬご声援のほどよろしくお願いいたします。
ホーム最終戦、山田選手のFリーグラストマッチは怪我により出場は叶いませんが、全日本フットサル選手権大会出場に向けて懸命にリハビリを行っております。ぜひ会場で応援と声をかけていただけますと幸いです。そして最後は笑顔で送り出せるように、山田選手と皆さんと共にホーム最終戦を勝利と残留を掴み取りましょう!
山田翔司選手(YAMADA Shoji)/ 勤務先:株式会社NIKKOホールディングス
生年月日:1993年1月22日
ポジション:FP
出身地:愛知県
身長/体重:168kg/69kg
所属チーム経歴:
2008年度~2010年度 東海学園高校
2011年度~2014年度 東海学園大学
2015年度~2017年度 ヴィアティン三重
2018年度~2018年度 フウガドールすみだ
2019年度~2019年度 上海徐房足球倶楽部
2020年度~2021年度 しながわシティ(旧 トルエーラ柏)
2022年度~2022年度 ボアルース長野
山田翔司選手のコメント
今シーズン限りで引退することに決めました。
はじめに、しながわシティを満了になって途方に暮れていた僕に、もう一度プレー機会を与えてくれた土橋GM、若林社長に感謝しています。
そして雇用先としてお世話になった、スポンサー企業のNIKKOホールディングス様、本当にありがとうございました。
つい最近、18歳のときに書いた「30歳の自分へ」という手紙が届きました。
そこには、”プロサッカー選手として人生を楽しんでいますか?”
と、書いてありました。
僕は、ヴィアティン三重でのサッカー選手を経て、フウガドールすみだ、上海徐房足球倶楽部、トルエーラ柏、しながわシティ、ボアルース長野でフットサル選手としてプレーを続けられました。
振り返ると、18歳の頃描いていた理想とは異なったアスリート人生でしたが、たくさんの人に応援していただいたり、色々な土地へ住んだり、日本一を取ったり、勝ち負けの喜怒哀楽をたくさん味わい、彩りある、夢の詰まった日々でした。
安定した人生を求める両親の想いを押し切って就職活動を投げ出し、大学卒業後はサッカー選手・フットサル選手として認めてくれて、応援し続けてくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいです。本当に今までありがとう。
長野の皆様は暖かく、応援されることがどれだけ幸せなことか、改めて感じることが出来ました。結果がなかなか出せなくても、いつも会場に来て拍手で支えてくれたファンサポーターの姿を僕は忘れません。短い間でしたが、本当にありがとうございました。
移籍をして、フットサルの新しい考え方に触れることができたこと、課題への取り組み方や向き合い方がもっと必要だと、自分の弱さや現実を突き付けられたこと。この2つは、長野に移籍をしたからこそ経験できことでした。楽しかったことも、悔しさも、全て今後の人生に繋げます。
これでアスリートとしての挑戦は終わりますが、少し休み、家族とゆっくり過ごしながら、サッカー・フットサルをカテゴリー問わず、余暇で楽しめればと思っています。
話の順序も整理が付かず長くなりましたが、そろそろ終わりにします。
引退を決めて、残りを大切に一生懸命やり切ろうという想いと、終わりに向かってカウントダウンをしてしまっている想いと葛藤の中、1月18日の紅白戦で全治約8週間の怪我を負いました。
このまま本当に終えて良いのか?引退を撤回してもう一度這い上がるのか?頭の中が訳の分からない感情で埋まりました。
しかし、この怪我も試合に出て活躍するために全力でアピールして、全力でプレーした結果で起きたことなので、後悔せずに前を向こうと、決めました。
3月に全日本選手権がありますので、精一杯リハビリをして、最後に意地を見せます。
このタイミングでの発表になりましたが、まだシーズンは続いています。最後までチームの一員として全力でやり切るので、応援をよろしくお願いいたします!
2月5日のホーム最終節、笑顔で会いましょう。
山田翔司